オゾンの強力な酸化力を最大限に活用し、これまでは困難であった工業系廃水のCOD低下や、VOC除去、有機物分解による生物処理効率の向上、脱色、殺菌などに効果を発揮します。省スペースで高効率なオゾン処理技術です。

リアクター(反応タンク)内は高圧に維持されています。高圧に比例して気体溶解量が増加する(ヘンリーの法則)ため、従来技術の数倍のオゾンを水中に溶かすことができます。

完全溶解したオゾンはリアクター内での反応のみに消費され、外部に排出されません。従来技術では必須であった廃オゾン処理装置(オゾンキラー)を必要としません。

 反応効率を極限までに高めた結果、装置自体がコンパクトになり、設置場所を取りません。高価となりがちな従来技術のイニシャルコストと比較して、大幅に削減できます。

 オゾンキラーが不要であるため、維持管理にかかる手間、コスト共に大きく削減することができます。

 オゾンは塩素の数倍以上の酸化力を有し、反応後は速やかに無害な酸素に移行します。塩素のように有害物質を作らず、残留性がないため、人体にも安全です。

 高濃度オゾンは、従来技術では対応できなかった各種排水に対して、卓越した処理効果を発揮します。

処理効果
主な用途

●廃水処理
・VOC(揮発性有機化合物)除去
・油分含有水の処理
・染色排水の脱色
・界面活性剤の分解
・BOD低減、難分解性有機物の処理
・環境ホルモン対策
・生物処理、凝集処理効果の向上  等

●水質改善、付加価値創出
・雨水利用、排水再利用
・殺菌、消毒、脱臭
・環境水浄化(河川・湖沼・ため池・お堀 等)
・プール水浄化 等お薦めします。